コンピュータ外人部隊

Kudou Kikaku
天才プログラマ達
43

チャットの話


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(421)
商売柄さまざまな勉強をしなければついていけなくなる業界である。
技術は日進月歩。。時進秒歩。
知識を求めて今日も世界を漂う。私は天才プログラマ。

チャットCGIの開発をもくろんでいるので、チャットを中心に
ネットをさまよっている。
その中でHな2ショットのチャットというものが実に多く存在している
ことに気づいた。

「待機モード」
2ショットチャットでは、先に誰か(99.8%男性)が入り、後から来る(99.5%女性)
人を待つ。このときにどういった趣旨の話をしたいですということを部屋に掲げて
おく。この看板(?)を待機モードメッセージという。

ROOM1:たかし:「はなそ!」

実にシンプルなもの、

ROOM1:たか:「」

えぐすぎて書けないもの、

これを見ていると血が騒ぐ。
ROOM1:たかし:「はなそ!」
ROOM2:YOU:「はなくそ!」

技術は日進月歩。知識を求めて今日も世界を漂う。私は天才プログラマ。


(422)
2ショットチャットを徘徊していて、面白い場所を見つけた。
盗聴チャットという。つまり、2ショットチャットにもかかわらず
ほかの人から覗かれますというところを売りにしているチャットだ。
かなりえぐい会話をしているので、いかにハンドルを使っていても
覗かれることに興奮を覚える方々も多くいらっしゃるようで、
朝方までここの30のチャットルームは「空室」がない。

「女王様」

待機モード:まてます。
これは許す!

みち>いいですか?
女王様>「いよ」
みち>「こわいですね」って書いたら、、
女王様>「なでこはいておもうの 」
ってもどってきた!!!
これって、「なぜこわいと思うの?」って書きたかったんだと思う!

女王様>「ふんどなとこが〜」
これって、
「ふ〜ん、どんなところが」
って書きたかったんだと思う!!!
レスがものすごい遅い!!!

女王様> エチなきぶんになてるの (00:26)
エッチな気分になってるの?ぢゃろうがぁ〜〜!

みち>にげていいですか?
女王様> べつにいよにげても (00:28)
(別にいいよ、逃げても)
普通にパンチでけんかぁ〜〜!

技術は日進月歩。知識を求めて今日も世界を漂う。私は天才プログラマ。


(423)
「セオリー」

2ショットチャットで会話をはじめるにはほとんどと言っていいほどの
会話開始のセオリーが存在する。

入室者:こんばんわ
待機者:こんばんわ、おいくつですか?
入室者:20の学生です。いいですか?
待機者:かまいませんよどっからですか?

この「どこからですか」と聞くのは相手の生息地をチェックして
場合によっては、現実に会って。。。。。いろいろなことをしようと
もくろんでいるからだ。

入室者:こんばんわ
待機者:こんばんわ、おいくつですか?
入室者:26才の既婚です。いいですか?
待機者:かまいませんよどっからですか?

まぁ、既婚者であろうともかまわないらしい。

私はどうしても、こういったものを見ると。。。
YOU:こんばんわ
待機者:こんばんわ、おいくつですか?
YOU:63の既婚で〜す。いいですかぁ〜?

強制退室。。。。

年寄りを大事にしろぉ〜〜!
どっから来たかくらいきけよ!
ええやん!どっちにしてもバーチャルなんやから!!

技術は日進月歩。知識を求めて今日も世界を漂う。私は天才プログラマ。


(424)
「(罠です)」
あまりにも2ショットチャットの看板はえぐい。

どのような看板が入室者の心を引くのか試してみた。
私なりにかなりえぐいと思ったのだが。
入室されたときの後の会話が続かない。

入室者はそれなりの目的をもって入室してくるわけだから、
それなりのえぐい会話と想像力がないと会話が進まないのだ。

まぁ、会話するとしたら。。。

「お話しましょう(罠です)」

結構入りがいい。これにはおどろいた。

入室者:こんばんわ
YOU:こんばんわ、おいくつですか?
入室者:わなってなんですか?
YOU:。。。。

強制退室!

セオリー守れよぉ〜

技術は日進月歩。知識を求めて今日も世界を漂う。私は天才プログラマ。


(425)
「釣られました」

あたりまえなのだが2ショットチャットは2人でないと会話にならない。
ところが待機モードでは、制限時間があり、何も書き込まないと部屋を
強制的に閉じられてしまう。
そのため通常は、「.」などを打ち込んで無言状態を回避するのだが
独り言を書く癖がある人間もいる。

「誰か釣られてよぉ〜。。」
当然「.」を打ち込んで行を送りすぐに消すのだが。。。

入室者:こんばんわ
待機者:こんばんわ、おいくつですか?
入室者:20です。
待機者:どっからですか?
入室者:釣られました。
待機者:.....(#-_-#

この先の会話が早くて大変よろしい(笑)

技術は日進月歩。知識を求めて今日も世界を漂う。私は天才プログラマ。


(426)
「女王様2」

2ショットチャットの会話には何種類かのパターンが存在する。
その中にイメチャと呼ばれるものがある。
これは、さまざまな想像でストーリーをでっち上げ二人で即興の
エロチック小説を作り上げ、そして果てる。

また、相手にさまざまな指示をし、相手はそのとおり(やってるか
どうか非常に疑問ではあるがとりあえず)に行動し、、果てる。

会話はかなり進み。。。。
女王様:四つんばいになって!
待機者:なりました。
女王様:パンツだけ脱いで!靴下は履いたままよ!
待機者:なりました。
女王様:XXXのXXにXXをいれて!
待機者:いれました。
女王様:気分はどう?
待機者:気持ちいいです。
女王様:XXXをXXしなさい!
待機者:してます。ああ、XXそうです。
女王様:。。。。。
待機者:あ〜〜〜〜〜〜〜
女王様:。。。。。
待機者:女王様XXてもいいですか?
女王様:。。。。。あ、そろそろ寝るね。あとは自分でXXX−してね。じゃあね。
待機者:。。。。。
待機者:え?


技術は日進月歩。知識を求めて今日も世界を漂う。私は天才プログラマ。


(427)
入室者:やぁ!
待機者:ん?女性ですか?
入室者:男だよ!
待機者:女性待ちです!
入室者:ええやん、話しようぜ!
待機者:だめだ!でてけ!
入室者:XXほってやる!
待機者:なにいってんだか、でてけよ!
入室者:ほら、後ろむけ!
待機者:やめろよ、XXXXのくせに!

会話延々。。。

ちなみに、待機者には「強制退室」という相手を追い出すボタンの
使用が許可されている。。。

技術は日進月歩。知識を求めて今日も世界を漂う。私は天才プログラマ。


(428)
「なにやってんだか」

入室者:あなたのXXXの画像をください

いきなりそんな会話をしてくる女性もいる。
ほほ〜。。。

どうやら交渉成立のようで画像の送信が行われたらしい。

入室者:たのしみだわ〜、なんだかどきどきしてきちゃった。
待機者:送ったよ

入室者:あ!きたきた!もう心臓が破裂しそう!
待機者:どう?おっきいでしょう?

入室者:。。。。。
待機者:どうしたの?
入室者:。。。。。
待機者:?
入室者:これどうやって見るの?


技術は日進月歩。知識を求めて今日も世界を漂う。私は天才プログラマ。

ちなみに、この後待機者はWindowsの使い方のチャット講習に入るのである。


(429)
「セオリー2」

2ショットチャットから実際に会うことは珍しいことなのだ。
したがってチャンスが訪れるとこれはしめた!千載一遇!となるわけだ。

ここは盗聴チャット

待機者:いいのか?
待機者:わかった!
待機者:場所は携帯で連絡する!
待機者:わからないとこまるから携帯の番号教えて!
待機者:あ!おれのは XXX−XXXX−XXXX

おそらくこの後待機者は携帯の電源を
きってなければいけない状態に陥ったろう。
ここは盗聴チャット。。。。不特定多数の人間に覗かれる。

....相手にも書き込みさせろよぉ〜、ぞんなに焦ってどうする!

ちなみにこんな場合には、必ず別の覗かれないチャットに移動して
打ち合わせをするのがセオリー。

技術は日進月歩。知識を求めて今日も世界を漂う。私は天才プログラマ。


(430)
「ネカマ」

男性が女性のふりをして、相手をおちょくる。
この男性をネカマと呼ぶのだ。
それがおもしろいのかどうかわからないのだが。。。
一応やってみた。

あい:。。。
たか:こんばんわ
あい:こんばんわ
たか:あいちゃんは、いくつかな?私は27だよ。
あい:強制退室!

なぜ、男はこうだろう?なぜ年下と思う!
。。。とネカマの分際で私は思うのだった。

あい:。。。
たか:こんばんわ
あい:こんばんわ
たか:あいちゃんは、いくつかな?私は27だよ。
あい:またきたの?
たか:きちゃった。なんかおかしかったみたいだね?

(強制退室は結構操作ミスと間違うことがある。。。にしても
こちらからみれば、こいつみっともない。。。)

たか:あいちゃんはいくつなの?
あい:。。。どうして「ちゃん」をつけるの?
たか:年下だからだよ。
あい:どうして年齢がわかるの?
たか:だって、この手のチャットって若い子が多いでしょ?
あい:そうだね。ところでどうして、あいが女性だと思うの?
たか:え?
あい:40過ぎた男ぢゃ!ばかもの!

この後「思い込みと男尊女卑に対する考え方」の講習を延々と
おこなった。


技術は日進月歩。知識を求めて今日も世界を漂う。私は天才プログラマ。


...こいつ結局最後まで「退出」ボタン押さなかったなぁ〜(爆笑)





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全てノンフィクションですがなにかと問題がありますので一部正確な事実と異なることをお断りいたします。
著者:工藤ゆたか <HOME>