コンピュータ外人部隊

Kudou Kikaku
天才プログラマ達
14

教訓集

このページは下のXの行が折り返されないところまで画面を広げてお読みください。
XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX

(131)
この御時世先がどうなるかわからないのだ。
時期的には、ずれ込んだと思うのでこの場を借りて書いておく。
小企業サラリーマンは一読すべし。
会社がおかしくなってきた...一番最初に狙われるのは社員の社会保険。ご存知?
社会保険事務所の人間は滞った支払を前に社長にこうささやく。
「半年さかのぼって保険に入ってなかったことにしましょう」
するとどうなる?
倒産すると、放り出された社員は半年さかのぼって保険料を払わなければいけなく
なるのだ。年金をまともに欲しくば保険料支払えと...
どうも、これは公然の事実のようで、社会保険事務所に聞いたことがある。
「どうなんですか!」
「そんなこともあるでしょうねぇ」
倒産するとはそういったことなのだ。

(132)
この御時世先がどうなるかわからないのだ。
いきなり社長が逃げ出す。責任者はいなくなる。
未払い給与を追いかけて労働基準監督署へ駆け込む。
「なになになるほど....」話を真剣に聞いてくれるのだけど...
それだけ。
事例をスタックしておきたいらしい。
従って、あまり意味がない。
倒産するとはそういったことなのだ。

(133)
この御時世先がどうなるかわからないのだ。
いきなり社長が逃げ出す。責任者はいなくなる。
未払い給与を追いかけて法務局へなだれ込む。
最初に聞かれるのは「社長はどこにいるんですか?」
わかっていたらでかけとるわい!
金があったらでかけとるわい!
倒産するとはそういったことなのだ。
(本人の居所がわからないと召喚できないということだ)

(134)
この御時世先がどうなるかわからないのだ。
あやうくなったらマシンは自宅へ逃すべし!
基本的には何も保証されないのだ。プログラマは。
めったなことで指摘はされないない。型落ちマシンなど。
ばれたら返せば保護したといえば済むことなのだ。
社員は一番最後と決まっている。
倒産するとはそういったことなのだ。

(135)
この御時世先がどうなるかわからないのだ。
仮に親会社へ吸収されたとしても....
決して事情はよくならない。
動揺する昔の会社の社員達に親会社の重役達は何をいわんや?
「ノルマを達成すべし!」無理難題を押し付ける。
遠まわしに肩を叩いているのだ。
耐え兼ねて数ヶ月後に退社します。
言わんものなら次の月には追い出される。
そ、まるで、待ってましたとばかりに...
倒産するとはそういったことなのだ。

(136)
この御時世先がどうなるかわからないのだ。
会社があやうくなってくると...小企業の場合だが...
しばらく閑散としていた人も来ないオフィスがやたら騒がしくなる。
取りたてにくるのだ...おっかねー顔して...
やばいと思ったら会社にいるな!(事務部隊でも同じこと)
なるべく外回りと職安で時間をつぶせ!
詰め寄られるのは残った社員...
社長、重役達は君より先に外回りを始めている。
倒産するとはそういったことなのだ。

(137)
この御時世先がどうなるかわからないのだ。
給与未払いが始まって復活する会社は、ないと思っていいだろう。
決して最後まで見ようとしてはいけない。
どんなに上司が裏切り者と君をののしろうが。
未払い給与をその上司が払ってくれる事例などないのだ!
一緒に職安行きましょう...その方がどんなに前向きか!
彼もそれを待っている。
倒産するとはそういったことなのだ。

(138)
この御時世先がどうなるかわからないのだ。
転職する時に気をつけましょう。
社会保険がちゃんと支払われているか。
知らん振りしてパートにされていることが時折ある。
年金はすでに期待できないが...
源泉された金は会社に落ちてることになるのだ...
倒産するとはそういったことなので、
生き馬の目を抜くとはそういったことなのだ。

(139)
この御時世先がどうなるかわからないのだ。
彼女が、愛する彼女が....社長の女だったなんてこと...
倒産してから気づいても遅いのだ!
倒産するとはそういったことなのだ。
(つまらんことで脅してどうなる!笑い...うそ、うそ...これは、今作った話!)

(140)
この御時世先がどうなるかわからないのだ。
時期的には、ずれ込んだと思うのでこの場を借りて書いておく。
小企業サラリーマンは一読すべし。
怪しくなったら自分の目で判断しろ!誰も倒産の前例など知らんのだ!
周りの動きを伺っていたって烏合の衆。
忘れる事勿れ、忘れる事勿れ
どこに行こうと訴えようと統計の数1にしかならないだぞ。
倒産するとはそういったことなのだ。

次ページへ
全てノンフィクションですがなにかと問題がありますので一部正確な事実と異なることをお断りいたします。
著者:工藤ゆたか <HOME>