コンピュータ外人部隊

Kudou Kikaku
天才プログラマ達
26

(2名のSOHOの章)

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XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX

(251)
弊社の所轄税務署からお問い合わせはがきが届いた。
「特にございません」と書いて返信したら....
そのはがきの税務署の電話番号のところにボールペンで
「tel」と書いて戻してきた。

天才プログラマ達をアップした翌日...
か「このtelって私が書いたんだよ」
ゆ「...」 <--- 自宅に送られて来たのはおとといと思ってる。
か「これ書いて、ポストに入れた...そっか、住所は〜」
ゆ「へ?」 <--- なぜ再度ポストに入れたのかがわかってない。

よくわからんかったが...
telと傍若無人に書いたのは「か」の方。
そんで、そのはがきをそのままポストに入れたのも「か」の方。
住所は、本社の住所なので、私の自宅へ配送される。
これは当たり前....誰も悪くない。
telとメモすることも別段問題ではない....。

その日、「なぜ、そのままポストに入れたのか」という題名で
クドウ企画の七不思議辞典に登録された。

お〜い!それで、あのはがきは、どう処理したんだぁ〜〜い?

(前文を削除しないのは、それでもあまり差違がないということだ)


(252)
二人で仕事をしていると仲の善し悪しが決定的な問題になる。
性格的に合うのか合わないのか....

隣のスタッフの資料は、時折(殆ど)私の机の右3分の1を
独占している。

その程度のことは大目に見なければいけない。(;_;


(253)
時々お菓子を購入しておいて事務所においておく。
個数的には2で割れる数であれば問題はないはずなのだ。

作業中...

か「おやつ食う!」
ゆ「どぞ」
か「ぼりぼりぼりぼり....」
ゆ「......」
か「ぼりぼりぼりぼり....」
ゆ「......」
か「べり!」
ゆ「ん?」
か「これ開けてあげるね」
ゆ「あら、ご丁寧に...」
か「ぼりぼりぼりぼり」
ゆ「食べるの手伝ってくれてありがとう....」
か「ぼりぼりぼりぼり...ん?」

この程度のことは大目に見なければいけない。


(254)
基本的に2名で仕事をしていると、意見の不一致が発生する。

しかし、どなられるのは、わたしだ....(;_;


(255)
2人で客先へ出向くことがしばしばある。
どんな状態にあろうとも客先の扉を開けると、
息の合った仕事をする。
われわれは、役者だ!(^^;


(256)
顧客のくすぐりポイントを見抜く力というのは
ある程度才能が必要だと思われる。
くすぐりポイントをつかめれば多くの営業努力を
省略することができる。

われわれは、どうやらその点に長けているようだ...。
しかし、それを互いに対して行うことはない。
互いにそれを見破ってしまう。
従って、事務所で作業中のわれわれは殺伐とした
状態にあることなど、誰も知るよしもない。


(257)
一人でやっていた頃には、壁にぶち当たることがよくあった。
相談する相手がいないのだ。

方向性に対してもそうだ。
客先の対応方法にしてもそうだ。
うちの場合、ジャンルが違うので技術的な相談はできないにしても、
その部分のジャンルに関しては情報の収集を任せることができる。
その他にも多くのメリットがある。
一人では一人の力が出せないというのは実感できることだ。
息の合うパートナーとはとても大切だ。
その点では違いに恵まれたのかもしれない。

しかし、互いに互いのわら人形を持ち歩いている。(^^;


(258)
社員を養わないと一人前の経営者とは言えないと過去に幾度となく
聞いてきたが、そうは思っていなかったし、今だにそれはそう思えない。

もともと生活するために始めた仕事であり、目標なども特に持って
いなかった。

しかし、楽しく仕事をして行こうと思うならばやはり一人では
いけない。

同一組織にいる状態で相談できるというのはものすごく大きい。
泥人形を持っていても、安堵感をどこかに得ることができるのだ。

寝首をかかれることだけに注意すれば......(^^;


(259)
技術者はどんなに自制しても一人よがりの傾向がある。
批判されるのを嫌う。

誉められることを喜ぶ。
それで伸びていける技術者は少ない。
殆どが天狗になって終わりを迎える。


(260)
人を雇えばいいじゃないかとよく言われた。
いきなりスタッフを増やしたところで仕事がなければ沈没するのだ。
仕事があっても沈没する。
技術が本物でなければお荷物以外のなにものでもなくなる。
天狗技術者ほど独立傾向がある。
まともな技術者ほど保守的である。
もっとも、会社とか何かに守られているとそこんところはよく見えない
んだけどね。

地方で仕事をしていこうと思うならば、
決して会えない人間関係を持ってはいけない。
絶対にどこかで会うことになる。
避けていれば仕事がなくなる。
裏切れば必ず報いが来る。
これはすぐに体感できた。
われわれは、体感人物を知っている。(わははははは)


(260おまけ)
打ち合わせ中の指摘で無言になる客とか上司の話しを書いたことが
あるが、これが電話だともっと悲惨だ....こちらからの電話だと
とっても...(^o^


(260おまけ)
打ち合わせに来られるのはあまり好きではない。
打ち合わせに行く方がいい。

戻り時間を調整できるからだ。


(260おまけ)
ホームページの仕事をしていて最近はメールアドレスを
持っている方が多い。

しかし、役職が上になればなるほどそのメールアドレスが
意味を持たないことがわかる。

じきに改善されていくのだろう。


(260おまけ)
弊社スタッフに連絡を取りたい場合には以下の規則がある。

E-Mail:1日程度の返信を希望する内容の場合。
電 話:1〜2日程度の返信で構わない内容の場合。
留守電:2〜3日程度の返信で構わない内容の場合。
FAX:1週間程度の返信で構わない内容の場合。

われわれは、事務所にいないことの方が多いのだ。
留守電、FAXを入れたのに!!といわれても困るのだ。
土日の連絡は絶対 E-Mail である必要がある。

この並びは回答の有無確立にも比例している....(^^;

電話、e-mail、留守電、FAXの順で確立が低くなる。


(260おまけ)
携帯電話の番号を教えて欲しいと
お客さんによく言われる。

携帯の番号を聞かれた時には必ずこう答える。
「携帯は持ってません」
私はプロなの...(爆笑)

100%教えることがないと思ってくださいな。
教えたら深夜の呼び出しがあること位は
生まれる前から知っているの!


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全てノンフィクションですがなにかと問題がありますので一部正確な事実と異なることをお断りいたします。
著者:工藤ゆたか <HOME>