コンピュータ外人部隊

Kudou Kikaku
天才プログラマ達


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(41)
人に物を聞いたその後でこう答えるプログラマは多い!
「やっぱりね」

(42)
仮眠室。それは忙しい業務をこなしていくプログラマ達にとってなくては、ならない安息の場所。
研ぎ澄まされた全ての神経をこの部屋の闇の中に葬り去り、わずかな惰眠をむさぼり、リフレッシュ
する。
ところが、ここから直接病院に行く事件があった...
誰が寝てるかわかんない。誰が掃除してるかわかんない。いつでも誰かが寝てるから..誰も掃除を
しないのだった。
赤痢発生!あわただしくマシンにシートをかぶせ...殺菌にあたる...よかった、おれいなくて。
できるだけ自分の部屋に帰って眠りましょう!
古い話しだから...まさか..今は...

(43)
私が、就職後初めて配属されたのはT主任の元、パーソナルコンピュータ部隊。
そうだ!当時パーソナルコンピュータは海とも山とも...先見性のある誰かがこの部隊を
発足させたのだ!
精鋭数名!東京営業所からの科学技術計算部隊、復帰スタッフを主軸にして!
私は、この会社に学生のころからアルバイトでお世話になって、よくあるずるずるパターンで
この会社の社員になった。
アルバイトのころ一番世話になった、K課長に伝えられた。信頼のおける、すばらいい上司だぞ!。
「T氏!S○○からお電話です!」当時仕様変更要求の多かったS○○の電話をとりつぐ!
「は?はい、わかりました。早急に変更します!」「おい、工藤」...
S○○の仕様変更が多いのはこいつのせいだ....(^^メ

(44)
「工期は来週中!!」...私は先週、既に来週中の作業を受け取っていた。
「へ?できませんよ」...先輩KはT主任と同じ部署、つまり東京営業所の精鋭科学技術計算
部隊の本社復帰ナンバー2!
「先週のこれは誰がいつどうやってやるんですか?」...
K課長には、先輩Kはものすごく出来る!と言われていた。
先輩Kは、私にこういった。「工藤がやるんだろ!」..「だって時間がないですよ、
先輩できます?」「おれは、これをやってる!...工藤はこれとこれ!..やるしかないだろ!」....
こいつら..精鋭部隊だったのか?本当に???

(45)
T主任と先輩Kは、スキーに行く。
まだ、スキーを初めて間もない私は、彼等に同行させてもらった。
そっか、こいつら東京営業所科学技術計算部隊の精鋭だったんだぁ...
とにかく、スキーはうまい!

(46)
「あれ?今日は先輩Kさんは?」先輩K氏がいないオフィスで私は同僚Sに尋ねた。
同僚Sは仕様書に目を通しながら私を見ずにこう答えた。
昨日の洪水で出社できないんだと...

(47)
ついにK課長は、私の先輩、上司に対する不信感に対して対応した。
「工藤を頭に持ってきてもいいんだが、技術的にまだ未熟だから..もう少しがまんしてくれ
たとえば、E○○の配置システムのメッシュという概念とか..やはり、Kとかでないと..」
あれ?先週先輩Kに相談されてこうしたら?って教えたのはE○○の配置システムの
ことだったのか..翌月部隊編成が変わった。

私のアルゴリズムの師匠は現在某大学で教授をしているC氏である。
当時何度か相談をしていた。..C氏はこの頃わけのわからない絵を書いてCの5色塗!
とか、わけのわからない我々学生を相手に説明をしていた。:p

(48)
社長はすごい!
ここの会社の社長は競馬がものすごく好きだ。
年末大穴を当てた!
そして、年度末、大穴を開けた。
大穴で大穴を埋めた。
決算が終わったら、大穴を引き出してまた自分の口座へ戻した...。
この会社今も存続する。

(49)
ここの会社の社長は営業あがり。某電気メーカーカ○○のトップ営業だったと聞く。
ここの会社の賞与もすごい。
営業Yは、社長の甥に当たる。冬の賞与は100万をはるかに越し、机の上に立つ程だ。
開発部隊の賞与もすごい!ピン札5枚だった。机の上に張り付く程だ。
この会社今も存続する。

(50)
MS−DOSの全盛期での話しである。競馬好きの社長の会社の話しでもある。
この会社は存続している。あの開発部隊と営業Yの賞与関係のままに..
そして、この会社には自認める天才プログラマ課長もいる。
そして自認める天才プログラマ課長に、部下Oは言った。
「メモリが足りないというメッセージが出ます。」
自認める天才プログラマ課長はこう言った。「メモリ買って足せ!」
...ばーか、メモリ足してもDOSは640が上限なんだよ。
その後すなおにメモリを足されたI○MのPSは、なんの問題もなく...動くわけねーだろ!
この会社今も存続する。(ちなみに当時もI○MはMS-DOSではなかったんですけどね(^^;)

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全てノンフィクションですがなにかと問題がありますので一部正確な事実と異なることをお断りいたします。
著者:工藤ゆたか <HOME>